札幌からは道内各地、また青函トンネルを抜けて本州へ向かう個性豊かな特急列車たちがいっぱいです。
炭鉱の閉鎖に伴い、路線数こそ、旧国鉄時代に比べおよそ半分にまで激減してしまいましたが、
その間も特急列車の車両は高速化、快適化、全席禁煙化など次々に新しいサービスを提供し、
北海道を訪れる多くの観光客やビジネスマンたちの力強い足として、現在も進化を続けています。
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789系 L特急「スーパーカムイ」・快速「エアポート」
2007年10月1日より、781系に替わり、旭川−札幌−新千歳空港間にデビューした新型車両で、札幌−旭川間を80分で結びます。
札幌−新千歳空港間は快速「エアポート」となり、普通乗車券のみで乗車することができます。最高速度は130km/h。
785系に準じた車内設備で5両編成中4両が自由席、1両がグレードアップ指定席「Uシート」となっています。 [ 2007.10.2 撮影 ]
785系 L特急「スーパーカムイ」・快速「エアポート」
これまでL特急「スーパーホワイトアロー」として走っていましたが、2007年10月1日より新型789系と共に「スーパーカムイ」に生まれ変わり、
L特急「すずらん」も全てこの785系に置き換えられました。平成2年に登場した車両ですが、最高速度は130km/h。現在も第一線で活躍中です。
789系と共通運用のため、日によって同じ列車名でも789系の時と785系の時があり、どちらが来るかは運次第です。[ 2007.10.2 撮影 ]
キハ283系 特急「スーパーおおぞら」・特急「スーパーとかち」
札幌−帯広間を最速2時間10分、札幌−釧路間を最速3時間35分で結び、道東への日帰りを可能にした振子式気動車です。
一番前の窓は出入り自由の展望窓となっており、道東の大自然の中を快走する迫力満点の車窓風景を楽しむことができます。
グリーン車は日本一豪華とも言われ、また普通車指定席も順次グレードアップ座席に変更が行われています。 [ 2007.10.2 撮影 ]
キハ283系 特急「スーパー北斗」
キハ283系は、札幌−函館間の特急「スーパー北斗」の一部(2・16・7・21号)にも使用され、キハ281系とも連結が可能となっています。
キハ281系が傾斜角度5度なのに対して、キハ283系は傾斜角度が6度となっており、乗り心地も改善されているようです。 [ 2007.10.2 撮影 ]
キハ261系 特急「スーパー宗谷」
2000年に営業を開始し、札幌−稚内間をこれまでの5時間50分から一気に4時間57分に短縮した、空気バネで車体を傾斜させる気動車です。
札幌−名寄間は最高速度130km/hで走行し、電車特急に負けないスピードで日本最北を目指します。最前部には展望窓が付いています。
振子式気動車に比べ、制作費や運用コストが安い事から、今後編成数を増やしていくものと思われます。 [ 2007.10.2 撮影 ]
キハ261系 特急「スーパーとかち」
2007年10月1日のダイヤ改正により特急「スーパーとかち」(1、7、4、10号)に投入されたキハ261系です。
線形の良い南千歳〜新得間の石勝線内は振子式の283系とほぼ同じ速度で走行が可能なため、
札幌−帯広間のキハ183系「とかち」を1往復置き換え、製作・運用コストの安いキハ261系が投入されました。 [ 2007.10.2 撮影 ]
キハ281系 特急「スーパー北斗」
札幌−函館間を最短3時間で結び、電車特急をも凌ぐ日本の在来線で最も速い表定速度を誇っている振子式気動車です。
最前部は展望窓となっており、スピード感あふれる車窓を満喫することができます。最高速度は130km/h。 [ 2007.10.1 撮影 ]
キハ183系 特急「北斗」
キハ281系・283系の「スーパー北斗」と共に、札幌−函館間を約3時間半で結ぶキハ183系。
振子機能はありませんが、エンジンの強力化により、最高速度は130km/h(北斗4号・15号は120km/h)に引き上げられており、
振子式車両は酔ってしまうという人に、大きな支持を受けています。3号車のグリーン車はハイデッカーになっています。 [ 2007.10.1 撮影 ]
キハ183系 特急「とかち」
「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」と共に道央と十勝を結ぶ特急として、札幌−帯広間を約2時間50分で結んでいるキハ183系。
2007年10月1日のダイヤ改正により、1編成減って1日2往復となり、次第に勢力を狭めつつあります。最高速度は120km/h。
ダイヤ改正以前は、帯広寄り先頭車が特急「オホーツク」と同じ非常に特徴的なものでしたが、現在は貫通型となっています。 [ 2007.10.1 撮影 ]
キハ183系 特急「サロベツ」
札幌−稚内間を結ぶ特急で、1日1往復、同区間を5時間30分ほど掛けて走ります。3両編成ですが、お座敷車両を連結する事があります。
同区間を4時間57分で走るキハ261系「スーパー宗谷」に比べると、所要時間の差は歴然で、それが乗客の少なさに現れています。
そのため、サロベツの指定席は、自由席より前後のシートの幅が広く、Uシートと同じシートピッチが採用されています。 [ 2006.4.23 撮影 ]
キハ183系 特急「オホーツク」
札幌−網走間を結ぶ特急で、国鉄時代を彷彿とさせる先端部が特徴的です。特急が走る区間では唯一高速化が遅れている路線で、
現在も札幌と網走を結ぶ全ての特急がこのキハ183系により運行されており、所要時間は約5時間半と非常に長くなっています。。
そのため札幌−北見・網走間は、航空機の利用が多く、道内便としては空路が大変充実した区間となっています。 [ 2007.10.2 撮影 ]
785系 L特急「すずらん」
札幌−室蘭間を走る電車特急で、同区間を約1時間40分で結んでいます。2007年10月1日より、全て785系に置き換えられ、
沼ノ端駅にも停車するようになり、停車駅数は1つ増えましたが、最高速度130km/h運転により、所要時間は短縮されています。
Uシートも連結されているので、これまでスーパー北斗、北斗に集中していた利用者がだいぶ移ってきそうな感じですね。 [ 2007.10.3 撮影 ]
寝台特急「カシオペア」
1999年に運行を開始した、上野と札幌を約16時間で結ぶオール2階建て&A寝台個室の豪華寝台列車です。
現在、日本を走る寝台列車の中でも最高ランクの人気と設備を誇っており、特に最後部のスイートはプラチナチケット。
車両が1編成しかないため、札幌行きと上野行きが1日おきに走っています。
部屋にトイレとシャワーが付き、1階が寝室、2階がリビングになった一番豪華な「カシオペアスイート」、
部屋にトイレとシャワーが付き、平屋部分で広々と車内を使用できる「カシオペアデラックス」、
そして部屋にトイレが付き、1階または2階の一方でベッドはソファーと共用する「カシオペアツイン」の
3種類の部屋がありますが、どの部屋を利用しても最高の贅沢なひとときを約束されます。 [ 2006.4.22 撮影 ]
寝台特急「北斗星」
青函トンネル開通と共に誕生した、札幌と上野を結ぶ夢の寝台特急で、1日2往復、所要時間約16時間で結んでいます。
登場してだいぶ経つ現在でも、上野発の下りは人気が高く、GWやお盆、年末年始は発売と同時に売り切れるほど。
1人用個室A寝台「ロイヤル」や2人用個室B寝台「デュエット」、1人用個室B寝台「ソロ」など
その人ひとりひとりのニーズに応じた部屋が用意され、ロビーカーや食堂車、シャワールームなども完備。
東京の雑踏を抜け、郊外に出る頃には外もすっかり暗くなり、移り行く風景を眺めながらのディナータイム。
深夜には闇の青函トンネルを潜り抜け、目覚めるとそこは北の大地、北海道という爽快さ。
時間さえ許せば、旅の行程そのものを楽しむという最高の贅沢を味わうことができる素晴らしい列車です。 [ 2006.4.22 撮影 ]
寝台特急「トワイライトエクスプレス」
大阪と札幌の間を実に21時間もの時間をかけ、日本最長距離を走る寝台特急です。
北斗星同様に、様々な部屋のタイプがあり、乗客のニーズに対応した編成となっています。
大阪から北陸本線・羽越本線・奥羽本線を経由し、ひたすら日本海に沿って北上するため、海に沈む夕陽が大変美しく、
車窓の風景は東北本線を走るカシオペア・北斗星より数段上を行きますが、その分、運休が多めなのが痛いところです。
ディナーの料金はビックリの12,000円!寝台特急のメインディッシュは流れ行く車窓ですから、ここは財布の紐を緩めて。。。[ 2007.10.2 撮影 ]
キハ183系 特急「旭山動物園号」
今やすっかり全国区となった旭川市の旭山動物園。その気分を行く時から盛り上げてもらおうと作られた臨時の特急列車です。
ホッキョクグマ号・ペンギン号など車両によって名前がついており、車両のペイント、車内の内装ともに旭山動物園一色です。 [ 2007.10.3 撮影 ]
785系 L特急「スーパーホワイトアロー」
2007年9月30日をもって「スーパーホワイトアロー」の愛称を終え、現在は789系と共に「スーパーカムイ」となっています。
国鉄時代に付けられた「ホワイトアロー」という名前がついに消滅してしまったのは寂しいですが、
その名前から想像できる素晴らしい快走っぷりは、過去も現在も変わってはいません。[ 2006.4.9 撮影 ]
781系 L特急「ライラック」
札幌−旭川間を最高速度120km/h、所要90分で結んでいましたが、2007年9月30日をもって車両、愛称ともに引退しました。
現在はいずれの路線に転属することもなく、L特急「すずらん」の781系と共に、完全に運用から外れました。[ 2006.10.10 撮影 ]
781系 L特急「すずらん」
札幌−室蘭間を最高速度120km/hで結んでいましたが、2007年9月30日をもって781系は引退。愛称のみ785系に引き継がれました。
札幌から室蘭までは電化されているにも関わらず、函館方面から来る気動車のキハ281系・183系より遅かったため、
利用者は少なめで、L特急「ライラック」と異なりUシートも最後まで装備されることはありませんでした。[ 2006.10.10 撮影 ]
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